婦人科系
<月経に随伴する症状>
月経時症状
- 月経困難症・・・月経期間中に、月経に随伴して起こる病的症状
*原因疾患(子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮筋腫など)を伴う器質性月経困難症と、原因疾患がない機能性月経困難症があります。)
- 月経痛症・・・月経中、またはその直前から起こる下腹部痛、腰痛などの疼痛を主体とする身体症状
月経前症状
- 月経前症候群(PMS)・・・月経開始の3~10日くらい前から始まる、精神的、身体的症状で月経開始とともに減退ないし消失するもの
*全女性の約40%は月経前になんらかの症状があり、2~10%が日常生活に支障をきたしているといわれています。
鍼灸治療は、これらの症状の改善、各愁訴の緩和に効果があります。
器質的な疾患がある場合は、婦人科での原因疾患の治療と並行しながら、体質改善、生活習慣の指導を行い、QOL(生活の質)の改善をめざします。
<赤ちゃん待ちの方・不妊治療中の方>
鍼灸は自律神経に作用し、お身体のバランスを整える効果があります。西洋医学による治療と並行して、鍼灸治療を行うことも可能です。
婦人科や専門クリニック等に通院中の方は、基礎体温や検査・治療の経過、お薬などのお話を伺います。お身体の状態を正確に把握させていただく為にも、ご協力お願いいたします。心配な症状や気がかりなこと等がございましたら、担当医とご相談の上、お問い合わせください。